統合失調症と言えば、昔は精神分裂病と呼ばれてて、
オレが教育を受けた頃は、もうその呼称は無くなってた。
オレらは、「Schizophrenia」とか、「Schiziphrenie」とか、
単に「S」とか「スキゾ」とか呼んでた。
精神科の教科書を読むまでもなく、
医療もしくは福祉の仕事に関わる者の一般常識として、
『昔は薬もなく、重症化して、最終的には、
人としての状態が保てなくなってしまう、大変な病気だったけど、
今は、薬で症状をコントロールできる病気』ってのは、
まだまだ知られてねーらしい。
せめて、常識的な正しい知識を知って、
自分の発言が差別であることに気づけよ!
普段から差別して喜んでるバカだから、無理だろーけどよ。
この人も、
逮捕後、処方されたから現実検討ができて、自身が聞こえていた幻聴の事も説明できたんだろ。
それも理解できねー、このコメントの奴らみてーなバカが
うじゃうじゃ居るからこそ、
メディアは、そういう説明もしっかり付けとく必要があるんじゃねーか?
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失礼して、コメントを書かせていただきます。
返信削除治る病気を差別するのは、無知以外の何ものでもない(勿論、治らない病気も差別すべきではないが)、とのご趣旨に、私も賛成なのですが、
ただ、それなら、息子を殺してしまう発作が出る前に、なぜ治療に心がけなかったのか? たとえば、記憶のない泥酔運転は、運転中の責任能力はないとしても、車で来て飲んだ責任は問える――のと同じでは? 統合失調症だから責任なし、とは、もはや言えなくなっていると思うのです。寛大な情状判決で執行猶予――なら理解できるが、無罪判決には疑問があります。いかがでしょう?
不慣れなもので、コメントに気付くのが遅れてしまいました。
返信削除改めて、コメントいただき、ありがとうございます。
まずは、統合失調症の陽性症状について、大きな誤解があります。
殺してしまうというのは、症状ではありません。発作とかいうものとも全く別物です。
陽性症状とは、幻覚・妄想の類なのですが、よく一般社会でも目にする被害妄想的な状態とは違い(被害妄想もひどいものはひどいのですが)、はっきりとした知覚として、命令が聞こえたりする状態です。
聞こえる声が間違っていると思っても、その声には逆らえない様な強い知覚があるそうです(他人事のような書き方ですみません。過去に授業で習いました。統合失調症関係の本を1冊でも読んでいただければ、お分かりになると思います)。
歴史上の神のお告げを説いた人たちもまたそうであったのだろうと推測されます。
また、普通は、本人の意思で治療を考えることもなく、周囲が強引に治療につなげたり、陽性症状の結果警察沙汰になって、そこから入院治療が開始されます。
通常の知的能力を持った人でも治療とつながるのは、上記したような状況です。この被告の場合は、知的に障害があるため尚更自ら治療には赴かないと思います。
また、徐々に症状が出るとお考えのようですが、ある時突然始まるのも統合失調症の場合、よくある事です。
私たちの社会が、「ちょっと待てよ。なんかおかしいぞ」と感じた時に、黙って見過ごす事を美徳としていたり、そんな時に相談する機関や、対応する機関がものすごく少ないことが、この病気の急性期の人が取り返しのつかない行為に至ってしまう事件を少なくできない要因だと私は考えています。
この国の弱者切り捨ての政治では、今後もこのような事件は減らないでしょうし、黙って見過ごす風潮がある限り、そのような政治を無言で後押ししていると思います。
さて、飲酒運転との比較ですが、バカげています。
酒を飲んで記憶をなくす人は、その自覚があるのですから、飲まなければいいだけです。
まだ、自ら、アルコールと言う薬物を摂取して、自律不能状態になった人と、脳機能の病気の為に自律不能になった人を同列に論じるのは、ナンセンスだと思います。
まずは、専門書とは言いませんが、統合失調症がどういう病気なのかを記した本をお読みになることをお勧めします。わかりやすい本もたくさんあります。
初めて、まともなコメントをいただいて嬉しかったです(これまでは、スパムしかきてません)。
また、お暇の折にでもご意見ください。