山田火砂子監督が亡くなったそうだ。
時々、オレの住む市の近くで上映会があって、
何度か監督の作品を見に行った。
反戦や、福祉、女性の社会進出なんかをテーマにした作品を作り続け、
社会に変革の必要性をアピールし続けた人だ。
しかも、90歳を過ぎても精力的に映画を作り続けた。
超・すげー御人だ。
東京大空襲の経験や、障害を持ったお子さんの事など、
沢山の苦労もされたのだろうが、
当事者としてそれに真摯に向き合った結果が、
映画を通じて、社会変革の一翼を担うという生き方になったのだと思う。
とてもまっすぐな生き方だと思う。
困ってる人が居ても、他人事として関心を寄せねー奴ばっかの世の中だ。
そんな世の中で、自分が当事者だったとしても、逃げたりグチ言うだけで、
まっすぐに向き合えねー人の方が多いじゃん?
その気持ちもわからねーでもないけど、
そんな人ばっかしだと、結局社会は良くなっていかねーんだよな。
って言うか、逃げたりグチ言うならまだましでよ、
自分も困ってるはずなのに、
困ってる人を放置してる政治屋を持ち上げたりする人もいる。
だから、社会が退行してしまってるのが、この国の現状。
社会が成長するのは、高度な知能を持った生物の宿命だが、
何故か知らんがその宿命に背を向けるバカ共で、この国は溢れてる。
この国に限った事じゃねーのかも知れんけど。
オレは、社会的に発展していく事が人間の宿命である事に、
中学の時に気付いてからは、社会発展の立場に身を置こうと決意した。
以降、いくつかの団体に所属してみたり、抜けたりしながらも、
実際の生活上で感じる事への意見の表明はもちろん、
社会的な意見の表明は、デモや署名、ネット上の発信などを通じて行ってきた。
山田火砂子監督みてーなすげー事は、ちっぽけな一市民のオレにはできんけど、
オレもできる事をこれからも、一生続けていこうと思う。
監督に握手してもらった、柔らかな感触を、
今でも、この手の中に、ありありと覚えている。
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返信は、気づいた時になると思うぜ。また、話し合いにすらならねーバカとやり取りする気はねーから、どうしても書きたいなら心して書けよ。
オレの記事を読みもしねーで記事と関係ねー事、しかも妄想炸裂のデマを書き込む差別主義者のオナニー野郎のパチンコ屋の父さんのブログのバカは、迷惑なので次はぜってーに許さねーからな!しつこいわバカ!