使うつもりで買った布が、結局使わずじまいって事あるだろ?
制作意欲が失せたり、計画が変更になったり、
注文がドタキャンだったりしたら、よくある事だと思う。
オレも、アメリカのワークシャツに使われてるような、
少し厚めのシャンブレーの生地を使って、
ペインターパンツを数本作って、ダチに売ろうと思って、
この布を買ったんだが、予めダチに声を掛けたら、
どうもあんまし芳しくなかったから、結局取りやめた。
やる気を無くしちまったから、自分の分も作る気がおきなかった。
で、この8mの布を放置してたんだ。
でもよ、ちょっと分厚いけど、敷布団のシーツに使う事を思いついた。
敷布団のシーツって、
きれい好きのオレみてーに、よく洗ってる奴はわかると思うけど、
結構もちが悪りーんだよな。
だから、厚めのシーツもありだと思ったんだわ。
簡単な方法で作るから、ぜひ真似してみてくれ。
袋状のシーツを作るぜ。
オレは、この方法でこれまでもシーツを作ったんだが、
オレのパートナーも
普通のシーツより布団が入れやすいって、言ってる。
そうだよな。二辺を開いてその上に敷布団を置くって、
作業としての難易度は袋状のものに入れるより、ずっと高い。
子どもに、何か少しでも、生活の一部の作業をやらせたいと思って、
自分の布団の管理位はさせたいと思ってたんだよ。
子どもに何かをやらせたい時は、作業の難易度を下げて取り組ませるのがいい。
早速作って行くぜ。現物合わせでやってくぜ。
まずは、布の切断面の片側を折って、ミシンをかけておくぜ。
特にきっちり測らなくても、
これくらいの三つ折り位、ちょいちょいっとできるだろ。
できたら、裏返しになるように床に敷いて、
その上に敷布団を置いて、
短辺で折り返して包むようにして、曲げ位置を決める。
必ず、
7~10%長めにしておく事。
でないと、洗濯後に長さが足りなくなっちまうからな。
折り返し位置が決まったら、袋の口になる部分から、
裏返しのまま、ミシンをかける。
側面は生地の耳をそのまま使うので、ロックはかけなくていい。
縫いしろの調整は、やはり縮みを見越して、
かつ、入れやすい様に余裕を持たせて、決めてくれ。
子どもにもシーツ交換をさせたいので、
今回は、特に余裕があるようにしておいた。
折り返し部分は、マチみてーな感じで、斜めに縫っとく。
ここまで出来たら、表に返して、敷布団を入れてみる。
イイ感じだと思うぜ。
余ってる部分を蓋になるように作っていくぜ。
まずは、折り返しも見越してカットして、
蓋になる部分も折ってミシンをかける。
ここまで来たら、洗濯して、縮ませるぜ。
乾燥後、また敷布団を入れて、現物合わせ。
ぴったりだぜ!
もし、ここで、余ってしまったらどうするかって?
裏返して袋の底に当たる部分を縫って、
調整すりゃあいいんだよ。
現物合わせで、ベルクロの位置を決める。
ベルクロの縫い付けと同時に、蓋の端は、斜めに曲げて縫うぜ。
出来上がりだぜ。
蓋部分もぴったりだぜ。
かなり、長持ちすると思うぜ。
残りの布は何に使おうかな?
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