2023年12月18日月曜日

チェコ・スロバキア軍 M85JK 袖で悩む


いわゆるチェコ軍のM85ジャケットだ。
正確に言えば、チェコ・スロバキア軍だった頃のだ。

T34カラーと言うか、
旧東側の少し黄色がかったオリーブグリーンではあるのだが、
その黄色かかったのも微妙な位で、オレ個人は悪くはない色だと思うぜ。

旧東側の国の中では、先進的工業国であったチェコ・スロバキアらしく、
きっちりとした縫製で、糸が笑ってる事もなければ、
運針がよれてる事も無く、非常に丁寧に縫われているぜ。

全体像確認のための撮影用に試着。
 
M85JK以外の着用品は、
1999年製リーバイス501(インチアップして履いてる)、
1998年製レッドウイング2210、
1980年代製フルーツ・オブ・ザ・ルームのスウェットシャツ、
手編みの帽子(悪りーが、全体像はお見せできねー)



バックポケットが面白いこのジャケットは、
オレ自身は気になってはいたのだが、
なかなか手にする機会も持てずに、
いくらネット通販で安くても、手を出すまでには踏み切れなかったんだわ。

今回、デッドストックだったこいつを手にする機会があり、
思っていたよりも(後述するぜ)厚手のコットン生地(正確にはわからん)である事と、
その色味も気に入ったものであった事、そんで、
各部のデティールが秀逸であったのが、購入を決めた理由だぜ。
ああ、格安だったからもあるけどな(笑)


フロントは、胸ポケットが二つだけ。
フラップは付いているが、パッチポケットじゃねーから、
フロントからみた感じは、すごくシンプル。
シンプル過ぎるので、
帽子とかバッグとかでアクセントを付けて着るとかがいいかもな。
それとも、派手な刺しゅうを入れるとか、
バッチだらけにするとか、アレンジするのに最適かもな。
デザイン性を全く考えていない、シンプル過ぎるチンストラップも、
潔くて面白い。
服飾としてこいつを着るには、着る側の能力が問われるぜ。

オレは、
あえてこいつをオレオリジナルのJKに改造したりせずに、
超・地味なJKのまま、
他の部分でこの地味さを払しょくさせる着こなしを考えてる。
こーいう服って、「どんな風に着てやろうか?」
ってなやる気を掻き立ててくれて、わくわくするぜ。

しかも、バックスタイルは、このままでも存在感があって、
いい感じだしよ。



各部のデティールを見てくぜ。

バックポケットは、内側にのみ大きめのマチが付いてる。
それも、最下部までマチは無い。
マチ付きポケットに、工具などを入れて、
実用的に使った場合に、どこが破損するかを知っていれば、
この設計は鋭いと思うぜ。リペアーも簡単にできるしな。



フラップのボタンは、閉めにくい。
閉めづらいのはちょっといただけないが、
表にボタンが出ないつくりにする場合に、
ボタンホール付きのコットンテープを縫うだけの設計にしとけば、
生産効率は高い。
こういうとこで生産効率を稼ぐってのは、面白いな。



エポレットも凝っている。
二重になっているのだ。

固定のエポレットに、ループ付きのカバー状のエポレットを
通してあるのだ。
ってな事で、ボタンは足が長めになるように、
糸が長めに付けられている。
二つのボタンホールを通すことになるからな。

儀礼用の階級章とかを上のカバーに付けておいて、
戦場ではそれを外して使うって事なのか?
よーわからん。



肩部分は、二重になってる。
このデティールがあることで、
肩幅を詰めることはできねーなって思ったので、
詰めることを見越してサイズを選ぶことはしなかった。
エポレットもあるしな。



脇のベンチレーションは、ボタンホール二つ。



バックヨークは、縦幅が長めで、単なる飾りではなく(飾り気は全く無えー)、
上から生地を二重にする事が目的のようだ。
フロントも、ポケットフラップの上あたりに、
ステッチが入っていて、裏から生地が当ててあり、二重になってる。
そこいらへんの所が、生地が厚めに感じられる所以なんだけど、
ペラペラ感がなくて、いい感じだぜ。
肩と、バックヨーク、そして胸部の二重部分は、
丈夫そうでオレ好みのJKだぜ。


ウエスト部分のドローコードは、
髪結いのゴムを太くしたようなゴムだ!
こいつはびっくりしたぜ。



今回、格安で手に入れたこの個体は、
チェコスロバキア解散のほんの少し前、1991年製で、
サイズ表記は3-47。




さて、ここからがオレの悩みどころだ。

標準レンズで、JKと平行に撮った写真を見ながら、
自分の体型とJKのサイズ感とか、バランスを見ていく。

まずは、バックから。

この試着写真では、タイトフィットのスウェットシャツを
インナーに来ているだけなので、肩幅が余り気味に見えるが、
厚手のウールシャツなどを着れば、肩幅はぴったりだ。

着丈は、個人の好みにもよるが、
臀溝直下の位置で、オレとしては文句は無い。
バックポケットとの相性を考えたら、
これ以上長くても、短くても嫌だな。丁度オレ好みの長さだ。


同様に撮った写真のフロントからのも見てみるぜ。
シンプルだな。

肩幅、着丈、身幅のサイズ感はいい感じなんだが、
問題は袖丈である。

長すぎだ。
このままでも単車とか自転車に乗ったりするには、
この長い袖丈でちょうどいいんだが、
あまりにもフロントがシンプル過ぎて、
袖のくしゃくしゃが気になっちまう。
それに、今は単車持ってねーからな。

特に、肩が二重の生地になってるから、
上腕の真ん中から手首にかけて、くしゃくしゃが出来て、
上に逃げる余地が無い。
肩の二重生地があるおかげで、肩から袖丈を詰めることは難しい。
で、袖先から詰めるしかないのだが、
ここのデティールがまた、面白いし、素晴らしいんだわ。
おっと、袖の写真がねー。スマソ


これ、オリジナルのまま残しといたほうがいい
って思っちまうんだわ・・・
そうなると、その形状を維持したまま、袖を詰めることになる。
かなり面倒な作業になりそうだ。

どうすっかな?




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まだ4000円を切ってるぜ。

サイズが合えば、買いだと思うぜ。

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返信は、気づいた時になると思うぜ。また、話し合いにすらならねーバカとやり取りする気はねーから、どうしても書きたいなら心して書けよ。
オレの記事を読みもしねーで記事と関係ねー事、しかも妄想炸裂のデマを書き込む差別主義者のオナニー野郎のパチンコ屋の父さんのブログのバカは、迷惑なので次はぜってーに許さねーからな!しつこいわバカ!