いわゆるチェコ軍のM85ジャケットだ。
正確に言えば、チェコ・スロバキア軍だった頃のだ。
T34カラーと言うか、
旧東側の少し黄色がかったオリーブグリーンではあるのだが、
その黄色かかったのも微妙な位で、オレ個人は悪くはない色だと思うぜ。
旧東側の国の中では、先進的工業国であったチェコ・スロバキアらしく、
きっちりとした縫製で、糸が笑ってる事もなければ、
運針がよれてる事も無く、非常に丁寧に縫われているぜ。
全体像確認のための撮影用に試着。
M85JK以外の着用品は、
1999年製リーバイス501(インチアップして履いてる)、
1998年製レッドウイング2210、
1980年代製フルーツ・オブ・ザ・ルームのスウェットシャツ、
手編みの帽子(悪りーが、全体像はお見せできねー)
バックポケットが面白いこのジャケットは、
オレ自身は気になってはいたのだが、
なかなか手にする機会も持てずに、
いくらネット通販で安くても、手を出すまでには踏み切れなかったんだわ。
今回、デッドストックだったこいつを手にする機会があり、
思っていたよりも(後述するぜ)厚手のコットン生地(正確にはわからん)である事と、
その色味も気に入ったものであった事、そんで、
各部のデティールが秀逸であったのが、購入を決めた理由だぜ。
ああ、格安だったからもあるけどな(笑)
フロントは、胸ポケットが二つだけ。
フラップは付いているが、パッチポケットじゃねーから、
フロントからみた感じは、すごくシンプル。
シンプル過ぎるので、
帽子とかバッグとかでアクセントを付けて着るとかがいいかもな。
それとも、派手な刺しゅうを入れるとか、
バッチだらけにするとか、アレンジするのに最適かもな。
デザイン性を全く考えていない、シンプル過ぎるチンストラップも、
潔くて面白い。
服飾としてこいつを着るには、着る側の能力が問われるぜ。
オレは、
あえてこいつをオレオリジナルのJKに改造したりせずに、
超・地味なJKのまま、
他の部分でこの地味さを払しょくさせる着こなしを考えてる。
こーいう服って、「どんな風に着てやろうか?」
ってなやる気を掻き立ててくれて、わくわくするぜ。
しかも、バックスタイルは、このままでも存在感があって、
いい感じだしよ。
各部のデティールを見てくぜ。
マチ付きポケットに、工具などを入れて、
実用的に使った場合に、どこが破損するかを知っていれば、
この設計は鋭いと思うぜ。リペアーも簡単にできるしな。
フラップのボタンは、閉めにくい。
閉めづらいのはちょっといただけないが、
表にボタンが出ないつくりにする場合に、
ボタンホール付きのコットンテープを縫うだけの設計にしとけば、
生産効率は高い。
こういうとこで生産効率を稼ぐってのは、面白いな。
エポレットも凝っている。
二重になっているのだ。通してあるのだ。
ってな事で、ボタンは足が長めになるように、糸が長めに付けられている。
この試着写真では、タイトフィットのスウェットシャツを
二つのボタンホールを通すことになるからな。
儀礼用の階級章とかを上のカバーに付けておいて、
戦場ではそれを外して使うって事なのか?
よーわからん。肩幅を詰めることはできねーなって思ったので、
詰めることを見越してサイズを選ぶことはしなかった。
エポレットもあるしな。
バックヨークは、縦幅が長めで、単なる飾りではなく(飾り気は全く無えー)、
上から生地を二重にする事が目的のようだ。
フロントも、ポケットフラップの上あたりに、
ステッチが入っていて、裏から生地が当ててあり、二重になってる。
そこいらへんの所が、生地が厚めに感じられる所以なんだけど、
ペラペラ感がなくて、いい感じだぜ。
肩と、バックヨーク、そして胸部の二重部分は、
丈夫そうでオレ好みのJKだぜ。
ウエスト部分のドローコードは、
髪結いのゴムを太くしたようなゴムだ!
こいつはびっくりしたぜ。今回、格安で手に入れたこの個体は、
チェコスロバキア解散のほんの少し前、1991年製で、
サイズ表記は3-47。
さて、ここからがオレの悩みどころだ。
標準レンズで、JKと平行に撮った写真を見ながら、
自分の体型とJKのサイズ感とか、バランスを見ていく。
まずは、バックから。
インナーに来ているだけなので、肩幅が余り気味に見えるが、
厚手のウールシャツなどを着れば、肩幅はぴったりだ。
着丈は、個人の好みにもよるが、
臀溝直下の位置で、オレとしては文句は無い。
バックポケットとの相性を考えたら、
これ以上長くても、短くても嫌だな。丁度オレ好みの長さだ。
同様に撮った写真のフロントからのも見てみるぜ。
シンプルだな。肩幅、着丈、身幅のサイズ感はいい感じなんだが、
問題は袖丈である。
長すぎだ。
このままでも単車とか自転車に乗ったりするには、
この長い袖丈でちょうどいいんだが、
あまりにもフロントがシンプル過ぎて、
袖のくしゃくしゃが気になっちまう。
それに、今は単車持ってねーからな。
特に、肩が二重の生地になってるから、
上腕の真ん中から手首にかけて、くしゃくしゃが出来て、
上に逃げる余地が無い。
肩の二重生地があるおかげで、肩から袖丈を詰めることは難しい。
で、袖先から詰めるしかないのだが、
ここのデティールがまた、面白いし、素晴らしいんだわ。
おっと、袖の写真がねー。スマソ
これ、オリジナルのまま残しといたほうがいい
って思っちまうんだわ・・・
そうなると、その形状を維持したまま、袖を詰めることになる。
かなり面倒な作業になりそうだ。
どうすっかな?
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まだ4000円を切ってるぜ。
サイズが合えば、買いだと思うぜ。 |
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返信は、気づいた時になると思うぜ。また、話し合いにすらならねーバカとやり取りする気はねーから、どうしても書きたいなら心して書けよ。
オレの記事を読みもしねーで記事と関係ねー事、しかも妄想炸裂のデマを書き込む差別主義者のオナニー野郎のパチンコ屋の父さんのブログのバカは、迷惑なので次はぜってーに許さねーからな!しつこいわバカ!